何者でもない私の日常

ゆるっと日誌

台風の日の思い出(母から言われた言葉)

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ゲリラ豪雨や台風の季節になると、たびたび思い出すことがあります。

 

それは、むか〜しむかし

今から40年程前の私が小学4年生の夏休み

その日は台風で雨風が強い日のことです。

 

近所の駄菓子屋の店先に1台のゲーム機がありました。

ゲームは「パックマン」確か1回、30円くらいだったと思います‥( 定かではありませんが )

当時、インベーダーゲームが流行り始めた頃で

駄菓子屋さんのそのゲームもいつもやりたい子供達で賑わっていて1回づつ交代して、もう一度やりたい時は最後尾に並んで待つほどでした。

私はゲームに夢中で当時、母に無理やり行かされていた「 そろばん教室 」の帰りに必ず寄り道をしてゲームをしていました。

「思う存分ゲームがしたいな〜」そう思っていた

ある日のこと、その日は朝から台風で雨風が強く吹き荒れていました。そんな日に母の目を盗んで1人駄菓子屋さんへ行ってみると…

お店はやってなかったのに、店先にあるゲームは動いていました!

「やったー!誰もいない」

その時、自分で貯めていたお金を持ってきて

誰にも邪魔されずに1人で思う存分「パックマン」を夢中でやりました。

雨風が凄い中、びしょ濡れになっても

ずっと1人でゲームが出来たことが嬉しくて楽しくて

持っていたお金すべて使いました。

そして、お金を使い果たし家に帰るとびしょ濡れで帰って来た私を見て母が「どうしたの?」と‥

その時、満足いくまでゲームが出来たことで気持ちが高ぶり、べつに誤魔化すことなく正直にゲームをやってきたことを話すと、

今まで見たことない顔で大激怒されました!

そして母に、

「 変わった子だねー 」と言われて‥

私はしばらく「変わり者」として扱われていました。

その時の私は満足いくまでゲームが出来たことが嬉しくて、 母に叱られたことや「変わり者」と言われたことなんて全く気にしていませんでしたが〜

今、思うと「やっぱり変わった子」だったかも…

そのあと母から駄菓子屋さんに行くことを禁止されて、やりたくも無いのに無理やり行かされていた「そろばん教室」も「 全然上達しないから」と母に言われてやめてしまい…(‥というか、ヤル気ないから上達しないのも当たり前だけど )

駄菓子屋さんに行かなくなったらゲーム熱もすっかり冷めてしまい、しばらくしたらゲーム機も故障したのか撤去されたようでした…。

 

これは、子供の頃の話ですが

台風の日には、この歳になってもいまだに思い出します。

そして思うのは母に言われたあの言葉

「 変わった子だねー」

「私、変わった子だったのかな?それに今でも変わってるのかな?」時々、ふと思い出して考えることがあります。

でも、子供の頃、無茶したことって1つや2つありますよね?( そう思っているのは私だけかな?そんなこと無いのかな?)

 

そんなことを思う台風がくると思い出す話でした。

 

《 ちょっと追伸 》

あれだけあの時はゲームに夢中でしたが、その後ファミコンやらプレステやらのゲームをやることは、今の今まで全くありません!ゲームに夢中だったのは後にも先にもあの時だけでした。

でも、今は私と同世代か上の世代の方でもスマホゲームをやっている人を結構見かけます! 

夢中でポケモンのゲームとかをやっているのを見ると「 大人が夢中でゲームをやるんだな〜、今はそんな時代なんだなぁー」と思い、

なぜかゲームに夢中だった時に母から言われた

「変わった子だねー」って言葉を思い出します…。

 

読んでいただき

ありがとうございます。

また、宜しくお願いします!

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