母の日に贈られた特別なチケット

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それは、

まだ小さくてやっと平仮名を書けるようになった頃の母の日に「かたたたきけん」と書いてあるチケットを息子からプレゼントして貰いました。

その時は使う事もなく「覚えたての字を一生懸命書いてくれてありがとう」と言って大切に保管していました。

 

それから10年程たち息子は高校生!

私も結構いい歳になったある日、仕事から帰ると息子は部屋に!

その日は特に忙しく1日中立ち通しの仕事でヘトヘトな私は部屋にいる息子に「ちょっと肩揉んで!」と頼むと、ひと言「ヤダよ!」と!

それならと、あの時に貰って大切に持っていた「肩叩き券」を出して

「この券!今使う!」と息子に渡すと

「これ、もう期限切れだから!」と返ってきた!!!

 

「えっー この券って期限付きだったの〜?」

母はガッカリです…

そして、肩叩き棒で1人肩を叩く…私

 

それからまた数年がたち、息子は社会人になりました。
就職してしばらくは研修があり「寮生活」を送っていましたが、久しぶりに家に帰って来た息子は少し逞しくなっていて、そんな息子を見て母は嬉しくなりました。
慣れない研修の日々で「疲れた~」というので、私は「これ使えるよ!」といって、あの「肩叩き券」を出しました。
「おっ!使おう!」と笑うので、私よりだいぶ大きい息子の肩を母が揉んであげました。「仕事はどう?」「職場はみんないい人で楽しくやってるよ!」と、息子の言葉にただただホッとする母!

息子からもらった券で、私は肩を揉んでもらえなかったけど〜
「こうして立派に成長して社会人になった息子を労って肩を揉める肩叩き券だったんだな~」と思ったら、「これはこれでアリだな!」と!!

 

今でも思い返すと「ほっこり」する母の日の思い出と「肩叩き券」をありがとう!

逞しく成長した息子に感謝です。

 

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